イチゴ自動栽培による次世代都市型農業モデルの構築
日本のおいしいイチゴがいつでも、どこでも、誰でも
HarvestXのイチゴ自動栽培ソリューションを用いた都市型農業の実証実験を実施する。環境データ等をリアルタイム収集・可視化しながらイチゴを試験栽培をする。
Q|どんなことに取り組んでいるのか教えてください
JR東日本のイノベーション拠点「LiSH」で、HarvestXのイチゴ自動栽培ソリューションを用いた都市型農業の実証実験を実施。LiSH内にソリューションを設置し、温度、湿度、CO2濃度等の環境データをリアルタイム収集・可視化しながらイチゴを試験栽培しています。

Q|この実証実験を始めた背景にある想い、目指す未来を教えてください
都市近郊での生産により輸送距離を短縮しCO2削減、ロボット授粉の導入でハチへの環境負荷を軽減できる。気候変動に左右されない安定生産、資源効率を向上させフードロスを削減を実現。さらに化学農薬の削減、土壌・水質汚染の防止、都市空間を活用した地産地消モデルの構築を通じて、持続可能な農業システムを実現します。
Q|この実験がうまく進めば、私たちのくらしはどのように変わりますか?
安定した食料生産体制が確立されることにより、季節を問わず一年を通じて新鮮で美味しいイチゴを安定的に食べることができるようになります。都市部においても高品質な農作物の生産が可能となり、私たちの食生活がより豊かになることが期待されます。
Q|特に今回明らかにしたい検証項目や、関心をもっているポイントを教えてください
特に商業施設やオフィス施設といった都市部の建物において、イチゴ自動栽培ソリューションがどの程度適用可能であるかという点を重点的に検証しています。具体的には、施設特有の環境条件や制約の中で、ソリューションが効果的に機能するかどうかを調査し、実用化に向けた課題や改善点を明らかにすることを目指しています。
Q|実証実験を進める中で、印象に残っている出来事や気づきはありますか?
実証実験を進める上で、非常に高い自由度が与えられており、様々なアプローチや試行を柔軟に実施できる環境が整っていることが印象的でした。さらに、LiSHの関係者の皆様が常に前向きな姿勢で協力してくださり、積極的にサポートしていただける体制が構築されていることも、大変心強く感じています。
Q|いま、実証実験はどこまで進んでいますか?次のステップは?
現在、イチゴ自動栽培ソリューションの稼働を開始しており、システムの安定性や運用面での課題を検証している段階です。今後は、実証実験で得られた知見やノウハウを活かしながら、JR東日本が運営する各駅の駅ナカ・駅チカ施設をはじめ、より広範囲な地域エリアへと展開範囲を拡大していきたいと考えています。
Q|実証実験を実施するにあたって、TAKANAWA GATEWAY CITYやLiSHならではの利点や意義はありましたか?
駅に直結した商業ビルの施設内において、LiSHの利用者や訪問者といった多くの人々が行き交うオープンな環境の中で実証実験を実施することができ、実際の使用環境や条件下における詳細な検証作業を行うことが可能となりました。
Q|これからの展開・展望を教えてください
TAKANAWAGATEWAY CITYでの実証実験の成果をもとに、JR東日本が運営する他の駅ビルや駅ナカ・駅チカ施設へと段階的に展開範囲を拡大し、より大規模な都市型・地域密着型の農業ソリューションの実装を目指していきます。
Q|メッセージ
次世代スマート農業の拡大に向け、HarvestXはイチゴ自動栽培ソリューションを通じて持続可能な食料生産システムのインフラ化を目指しています。
駅ナカ駅チカ施設での展開、技術開発、地域連携など、様々な形での協業を検討しています。地域と農業を繋ぐ新しい価値創造に興味のある方は、お気軽にご連絡ください。