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PIVOT動画
NEXT FRONTIER
研究者との交流を通じて
最先端の知に触れるポスターセッション
NEDO官民による
若手研究者発掘支援事業 採択者
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千葉大学
平田 慎之介
研究者対応時間:5月14日(木) 10:00~13:00
生体組織の硬さと粘りをせん断波と超音波で計測する技術
- 超音波イメージング
- 粘弾性計測
生体組織の本当の「かたさ」は、弾性(硬さ)と粘性(粘り)の組み合わせによって規定される。本研究では、生体組織の弾性と粘性を非侵襲的かつ高精度で計測する技術を提案している。提案手法では、生体内に様々な周波数のせん断波を発生させ、それらの伝搬速度を超音波画像から算出する。せん断波伝搬速度の周波数特性を、弾性要素と粘性要素で構成される物理モデルで表現することで、そのモデルパラメータより弾性と粘性を同時に推定することができる。
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京都大学
堀江 正信
研究者対応時間:5月13日(水) 14:00~17:00
5月14日(木) 10:00~13:00バイオリアクター攪拌方式の違いによるヒト細胞の成熟と機能評価
- バイオリアクター
- 細胞製造
- 細胞治療
細胞治療の実用化には細胞の大量培養が不可欠だが、「コスト」と「成熟化」が課題である。浮遊培養は効率的な大量生産に適しているが、攪拌による剪断応力(メカノバイオロジー的刺激)が細胞の増殖や性質に影響を及ぼす。本研究では、この物理刺激による細胞制御の実現を目指し、異なる攪拌方式のバイオリアクターを用いてヒト細胞を培養した。その挙動と機能を比較することで、攪拌方式が細胞に与える影響を評価した。
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京都大学
呉 裴征
研究者対応時間:5月13日(水) 14:00~17:00
5月14日(木) 10:00~13:00カスタマイズ可能なターンオーバー皮膚モデルの開発
- 動物実験の代替
- 生体外モデル
- 組織工学
本研究では3Dバイオプリンティングにより、表皮・真皮・皮下組織の三層構造と血管網を精密に再現し、灌流システム接続によって数か月の長期培養を可能にした皮膚モデルの作製を目指す。自然なターンオーバーや慢性毒性を再現でき、化粧品・洗浄剤・薬剤の安全性評価に適用できる。層厚や細胞構成を自在に制御できるため個別化モデル作製が可能であり、標準化工程により低コストかつ高再現性での量産にも対応できる。
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名古屋大学
松永 正広
研究者対応時間:5月13日(水) 14:00~17:00
5月14日(木) 10:00~13:00摩擦を利用したテキスタイル型エネルギーハーベスティング
- エネルギーハーベスティング
- スマートテキスタイル
- ウェアラブル
「摩擦」を利用して日常環境に存在する微小な動きを電気エネルギーに変換・活用するエネルギーハーベスティング技術の研究を行っている。本研究では、人の身体動作から電気を収穫するウェアラブル発電服を開発している。この発電服は衣服同士の擦れ等による摩擦を利用して、動作を電気エネルギーに変換する。得られる電力は微小であるが、将来的にはウェアラブル機器の補助電源や動作センシングなどヘルスケア分野への応用が期待されている。
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産業技術総合研究所
佐藤 知哉
研究者対応時間:5月13日(水) 14:00~17:00
5月14日(木) 10:00~13:00天然物により機能強化された新規フッ素フリー表面処理剤
- フッ素フリー
- 難付着性表面
- 天然物利用
フッ素化合物は、その優れた撥水性や撥油性などの性質から、これまで広く表面処理剤として用いられてきた。しかし近年、フッ素化合物の人体や環境へのリスクが明らかになるにつれ、その代替技術の開発が強く求められている。我々はこの社会問題の解決に向け、NEDOの支援のもと、天然物を利用した機能強化という新たなアプローチにより、フッ素フリーな表面処理剤の開発に取り組んでいる。本研究では、開発コンセプト、表面処理剤プロトタイプの概要、およびそれらの性能について紹介する。
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東京大学
山原 弘靖
研究者対応時間:5月13日(水) 14:00~17:00
5月14日(木) 10:00~13:00ヘルスモニタリングに向けた機能性酸化物ガスセンサの開発
- ガスセンサ
- 機能性酸化物
- ヘルスモニタリング
体臭や口臭等によるニオイによる病気診断は嗅診として知られている。ニオイの元となる体ガスは1000種類以上の化学成分を含み、体調や疾患を反映することが知られている。高感度な体ガス計測手法を確立することで、非侵襲なヘルスケアデバイスの提供が期待される。本研究では、生体ガス分析によって体調・疾患と相関を示すガスバイオマーカーを明らかにするとともに、体ガスの計測を可能にする小型ガスセンサの開発に取り組んでいる。
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東京大学
伊藤 太久磨
研究者対応時間:5月13日(水) 14:00~17:00
5月14日(木) 10:00~13:00複数のモビリティの協調型走行調停システムの研究
- 自律協調併用型モビリティ
- デリバリーロボット
- 協調型走行調停
本研究では、デリバリーロボットの社会実装を目指し、複数台遠隔監視時の同時高リスク状態を回避するための協調型遠隔走行調停システムの開発と実機実空間での原理検証に取り組んでいる。具体的には、電子地図技術や車両制御技術を基盤として、個々のデリバリーロボットが走行環境内のリスク地点に到達するまでの時間をネットワーク上で最適化することで、複数台のデリバリーロボットの安定同時運用の実現を目指している。
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東北大学
岡島 淳之介
研究者対応時間:ー
次世代高出力モータのための極薄液膜蒸発による高熱流束冷却技術
- 冷却
- モーター
- 液膜蒸発
電気自動車、電動航空機、電動モータポンプを用いた液体ロケットエンジンなど、移動体の電動化においてモータの性能向上は重要な課題である。高出力モータの高性能化では、発熱する磁石の冷却が課題である。そこで、モータ用液膜蒸発冷却システムを開発し、液膜の均一な薄膜化の実現のための流動システムの最適化および高熱流束化に向けた加熱面表面構造を探索する。
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東北大学
芳野 遼
研究者対応時間:5月13日(水) 14:00~17:00
5月14日(木) 10:00~13:00微量の毒性ガスへの選択的な発光検出を示す金属有機構造体の形態制御による高機能化
- 多孔性金属錯体(MOF)
- 毒ガスセンシング
科学技術の発展による急激な産業・経済成長に起因する環境汚染・健康被害等の問題が社会的課題となっている背景から、身の回りの毒性化学種を選択的に補足・分離し、高感度に検出可能な材料開発が近年注目されている。本研究開発では、毒性ガスの選択的かつ低濃度検出が可能な多孔性金属錯体(MOF)の形態制御を通して、センシング能の向上を目指している。
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兵庫県立大学
田中 一平
研究者対応時間:5月13日(水) 14:00~17:00
5月14日(木) 10:00~13:00低摩擦・高耐久を実現するダイヤモンドコーティング技術
- ダイヤモンド
- プラズマ
- 薄膜
脱炭素社会の実現に向け、機械システムの高効率化を阻む「しゅう動部品の摩耗・高摩擦」の解決を目指し、研磨レスで高平滑なダイヤモンド膜を実用部材上に成長させる技術を開発している。独自のCH₄濃度変調プラズマ法により、表面粗さSz≦0.20 µm、硬さ50 GPa以上、摩擦係数0.035の高硬度・高平滑・低摩擦膜を実証し、工具・金型・機械部品への応用を進めている。
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山梨大学
亀井 樹
研究者対応時間:5月13日(水) 14:00~17:00
5月14日(木) 10:00~13:00水素で育つ微生物を用いた環境浄化・資源生産技術研究
- 水素
- 環境浄化技術
- 資源生産技術
クリーンエネルギーの水素ガスを利用して増殖する細菌(水素細菌)の代謝反応に着目し、この細菌を活用した排水浄化技術や有用資源生産技術の開発を行っている。水素のもつ低環境汚染効果を、水素細菌を通して水処理技術や資源生産技術に落とし込むことで、環境負荷を極めて低減した革新的技術として確立し、社会への実装を目指している。
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山口大学
山吹 一大
研究者対応時間:5月13日(水) 14:00~17:00
5月14日(木) 10:00~13:00高硫黄含有ポリマーを活物質とする次世代二次電池の開発
- 硫黄
- 二次電池
- ポリマー
グリーン社会の構築のためには、自然エネルギーを効率的かつ多量に貯蔵できるデバイスの存在が必要不可欠である。本研究では安価で高エネルギー密度化を可能とする次世代二次電池の開発に向けて、硫黄を化学的に変性させた新規高硫黄含有材料を設計した。これら材料は従来の硫黄とは異なる物性(接着性、伸張性、溶解性)を発現することから、これらを正極活物質として用いた高性能なリチウム-硫黄二次電池の開発を目指している。
東京大学×JR東日本
100年協創プロジェクト「PHD Lab.」発
次世代研究者コーナー
2025年にTAKANAWA GATEWAY CITYに設立された東京大学プラネタリーヘルス研究機構で研究を推進する、
次世代の研究者にポスター展示をいただきます。
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東京大学
岩井 瑠里
研究者対応時間:5月13日(水) 14:00~17:00
5月14日(木) 10:00~13:00AI/DX Nutrition ~人と地球の未来をつなぐ「食」を考える~
- 次世代栄養学
- プラネタリーヘルス×ウェルビーイング
- 未来志向の価値共創とサステナビリティ
AI/DX Nutritionは、Exposome生物学(食事・環境・生活習慣などの外的要因が体内に与える影響の総体を科学する新しい学問領域)に基づき、血中アミノ酸などの体の状態を負担の少ない方法で測定し、AIによって健康状態や将来リスクを予測、DXによってこれらを設計する研究である。本プロジェクトでは、その情報から個人に最適な食や生活を設計し、健康の向上と同時に食料や資源の無駄を減らす中核技術の開発を目指す。
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東京大学
門 航太郎
研究者対応時間:5月13日(水) 14:00~17:00
5月14日(木) 10:00~13:00ゲノム分節欠損インフルエンザウイルスによるゲノム分節相補の解析
- ウイルス学
- インフルエンザAウイルス
- デジタルアッセイ
インフルエンザAウイルスでは、ゲノムRNAが8本に分節化されているため、一部を欠損した非感染性粒子が多く含まれる。しかし、複数の非感染性粒子が1細胞内でゲノムの不足が補われ感染機能が回復する可能性があり、この非感染性粒子の役割が示唆される。本研究では、分節欠損型人工ウイルスを作製し、デジタルアッセイによる粒子数制御下で欠損ウイルスを共感染させ、ゲノム相補感染の実証と欠損ウイルスの性質解析を試みた。
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東京大学
香曽我部 蒼磨
研究者対応時間:5月13日(水) 14:00~17:00
5月14日(木) 10:00~13:00インフルエンザウイルスのエラーカタストロフ回避に関する数理学的研究
- インフルエンザウイルス
- ゲノム相補
- 数理モデル
インフルエンザウイルスは高い変異率を持つ。これは環境適応に有利だが、変異の蓄積で絶滅しうる。実際約半数がゲノムを欠損し、99%以上が単独で感染できないとの報告がある。その状況下で感染を成立させる仕組みとして、本研究では粒子間で欠損ゲノムの相補を仮定した数理モデルを構築した。結果、単独感染では絶滅する高変異率下でも、ゲノム相補により集団が絶滅しないことが示唆された。これは同ウイルスの生存戦略の基礎理解を深め、感染症対策に影響しうる。
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