TAKANAWA GATEWAY CITYを舞台に地球益を目指す共創の祭典

2026.05.13 Wed - 05.14 Thu

TAKANAWA PITCH 2026

TAKANAWA PUTCH

地球益※1の創出に向け、社会課題解決に資する技術・サービスを持つスタートアップによるピッチコンテストを開催。100年先の心豊かなくらしのために、下記4テーマで事業アイデアを募集します。TAKANAWA GATEWAY CITY※2を活用しながら、JR東日本を中心とした協力企業が応援します。

※1 地球に対する負荷が高いこれまでの経済活動を見直し、地球と人間が調和する利益を目指すこと。
※2 品川開発プロジェクトの一環として、江戸の玄関口としての役割を担った歴史的背景および国内初の鉄道が走った地におけるイノベーションの記憶を継承し、開発コンセプトに「Global Gateway」を掲げ、「100 年先の心豊かなくらしのための実験場」として新たなビジネス・文化が生まれ続けるまちづくりに取り組んでいる。

前回(2025年5月)開催時の様子

募集テーマ

環境
環境
◆クリーンエネルギーや環境配慮素材の活用
◆アップサイクルなどサーキュラーエコノミーの実現
モビリティ・ロボット
モビリティ・ロボット
◆インクルーシブな移動の実現
◆AI・ロボット等のテクノロジー活用によるヒトの支援
ヘルスケア
ヘルスケア
◆街を活用した予防医療、フードテック活用による健康促進
◆健康状態の可視化、疾病の早期発見
地域創生
地域創生
◆関係人口創出、観光や人流促進
◆次世代農業、地域資源の活用

プライズ

本ピッチコンテストでは、優秀な成績を収めた企業様に、賞金や高輪での実証実験、高輪地球益ファンドからの出資検討など様々な特典がついた賞をご用意しております。結果はTAKANAWA PITCH表彰式・クロージング(5/14開催)にて発表いたします。

TAKANAWA グランプリ

賞金500万円授与と、TAKANAWA GATEWAY CITYでの実証実験をサポートします。

TAKANAWA FUND 賞

「高輪地球益ファンド」(東日本旅客鉄道株式会社とグローバル・ブレイン株式会社が共同設立している「TAKANAWA GATEWAY 地球益投資事業有限責任組合」)からの​出資を検討します。

PHD Lab. 賞

PHD Lab .に参加する​東京大学の研究者によるアドバイスをはじめとしたサポートをします。

副賞(ファイナリスト全社へ授与)

ビジネス創造施設「LiSH」会員権
ビジネス創造施設「LiSH」デスク会員権(共用プラン)1IDを期間限定で無料提供。
(提供期間:2026年6月~2027年3月31日)

審査員

五十嵐 圭日子

五十嵐 圭日子

東京大学

東京大学 教授/総長特任補佐
プラネタリーヘルス研究機構 機構長
大学院農学生命科学研究科 副研究科長

東京大学 大学院農学生命科学研究科 教授。1999年東京大学大学院農学生命科学研究科博士課程修了。在学中、米国ジョージア大学派遣研究員、学位取得後は日本学術振興会特別研究員(PD)、スウェーデン国ウプサラ大学博士研究員を経て、2002年より東京大学大学院農学生命科学研究科助手、2007年より同助教、2009年より同准教授、2021年より現職。2016年から2019年フィンランド技術研究センター客員教授、2018年から新エネルギー・産業技術総合開発機構(NEDO)技術戦略センターフェローを兼務。2022年から総長特任補佐。2025年プラネタリーヘルス研究機構の機構長に就任。木や草からエネルギーやマテリアルを生産する研究の第一人者。

百合本 安彦

百合本 安彦

グローバル・ブレイン株式会社

代表取締役社長

富士銀行(現みずほ銀行)、シティバンク・エヌ・エイ企画担当バイスプレジデントを経てグローバル・ブレイン株式会社を設立し、代表取締役社長に就任、現在に至る。
自ら起業し、ネットバブル、リーマンショックを乗り越え、日本を代表するVCに育ててきた経営者としての経験を活かし、スタートアップ経営者の良きアドバイザーになっている。

小沼 智子

小沼 智子

東日本旅客鉄道株式会社

執行役員 マーケティング本部 まちづくり部門長

1990年東日本旅客鉄道株式会社に入社後、駅や支社での業務を経て、本社でショッピングセンター事業に従事。1995年からはSCグループ会社に出向し、リニューアルや経営企画を担当。2005年本社事業創造本部に異動、SC事業戦略の策定に関与した。2013年からは株式会社アトレに出向し、マーケティング戦略の策定に携わり、2018年JR東日本商業開発株式会社の代表取締役社長として、地域のニーズを先読みした新しい価値の提供に取り組んだ。2023年以降、本社マーケティング本部にてグループ会社事業を担当。2025年より現職。浜松町駅から大井町駅間の東京南エリアを「広域品川圏」と位置づけ、エリア一体での東京の新たな魅力・価値向上に取り組む。

武田 裕子

武田 裕子

KDDI株式会社

オープンイノベーション推進本部 SUグロース戦略部長

電気メーカーを経て、2007年にKDDIに入社。携帯電話・スマートフォンの商品企画に従事し、消費者のニーズに応える革新的な製品ラインアップを確立することに貢献。その後、2019年からは宣伝部で全社広告宣伝とプロモーションを担当し、数々のキャンペーンを手がける。2021年10月より現職に就き、KDDI Open Innovation Fundの運営責任者として、スタートアップエコシステムの強化に尽力。スタートアップ投資を通じたオープンイノベーションの推進と、多様な企業との戦略的パートナーシップ構築に積極的に取り組んでいる。

スケジュール

スケジュール

スタートアップ様向け
事前説明会

2025年12月16日(火)
18:00〜19:00

開催方法:オンライン(zoomウェビナー) ※参加者のアカウントやカメラは非公開
対象者:TAKANAWA PITCHに応募予定またはご検討のスタートアップ企業様
申込期限:2025年12月15日(月)23:59

プログラム

  • 「TAKANAWA GATEWAY CITY」街の概要・取り組みのご紹介
  • ビジネス創造イベント「GATEWAY Tech TAKANAWA」概要ご紹介
  • ピッチコンテスト「TAKANAWA PITCH」実施内容のご案内
  • 前回受賞スタートアップ企業からのご紹介
  • 審査員長からのメッセージ
  • 質疑応答

募集要項

応募要件
◆ 地球益の創出に向け、社会課題解決に資する技術・サービスを持ち、環境、モビリティ・ロボット、ヘルスケア、または地域創生いずれかの募集テーマに沿った事業の製品・サービスまたはプロトタイプを有するスタートアップ企業(概ね設立10年以内の法人を想定)であること
◆ 選考プロセスへの参加およびイベント当日に会場にてピッチコンテストへ登壇し、日本語での応募フォームの入力・ピッチ・質疑応答が可能なこと
◆ 応募フォーム入力内容や選考プロセスにおける提出資料に不備および虚偽がないこと
◆ 応募締切時間までに、応募フォームに入力がなされ、主催者が指定する資料が提出されていること
◆ 応募規約に同意すること
提出物
◆ 日本語での本応募フォームの入力
◆ サービス紹介を含めた日本語でのピッチ資料のご提出 ※1次選考通過の場合、ピッチ動画提出(2026年2月予定)
※2次選考通過(ファイナリスト選定)の場合、登壇者写真・プロフィール・会社ロゴ提出(2026年3月~4月予定)
選考基準
◆ 社会的インパクト
◆ 経済的インパクト
◆ TAKANAWA GATEWAY CITYで実施する意義(ビジョン・新規性・実現可能性)
◆ フィールドとの適合性
◆ プレゼンテーション力
◆ その他 
スケジュール
◆ 本応募期間:2025年12月8日~2026年1月31日 23:59
◆ 1次選考(書類審査):2026年2月
結果通知予定:2月下旬予定
◆ 2次選考(動画審査):2026年2月~3月上旬
結果通知予定:3月下旬予定(ファイナリスト確定)
◆ ピッチコンテスト登壇:2026年5月14日
参加費
◆無料
※交通費など諸経費は各社負担

街の取り組み事例紹介

環境
水素・バイオガス・多様な再生可能エネルギーを活用したヒト・街・地球に優しいまちづくり
国内最大級の蓄熱槽の導入や、水素の利活用、次世代型物流プラットフォームの整備など、環境にやさしいまちづくりに取り組んでいます。東日本エリア初のビルイン型バイオガス施設では、街の商業施設の飲食店やコンベンション・カンファレンス、ホテル等から出る食品残渣を資源として再利用し、ゴミの減量に取り組むとともに、生成されたガスを燃料としてバイオガスボイラーに使用し、発生する熱をホテル「JW マリオット・ホテル東京」の給湯に活用するなど、サーキュラーエコノミー実現に向けた取り組みを推進しています。
モビリティ・ロボット
歩行者と共存可能な自動走行モビリティ「iino」の導入(ゲキダンイイノ合同会社)
街や施設、そして人と"共存"することによって生み出される「新しい出会い」を創出するために、「TAKANAWA GATEWAY CITY」にとって最適な形を検討し、複数回の実証実験から得た結果をもとにモビリティ導入設計を行い、インフォメーション機能を兼ね備えたモビリティスポット、走行ルート、音声や光の演出等を組み合わせた『人・街・体験が一体化となった「街 × モビリティ」 モデル』を展開しています。走る場所の魅力を引き立て、乗る人のエモーションを掻き立てるような移動体験を実現します。
ヘルスケア
下剤を使わないバーチャル内視鏡検査
(Boston Medical Sciences株式会社)
Boston Medical Sciencesでは、世界に類を見ない、高精度な仮想的腸管洗浄AIとポリープ検出AIによる完全無下剤でのバーチャル内視鏡(大腸CT)検査システムを開発しています。BMSの検査システムにより大腸がん精密検査受診のハードルを下げることで、大腸がんの早期発見を促進し、世界から大腸がんで亡くなる人を減らしていくという想いが、「地球益」のビジョンと一致し、高輪地球益ファンドからの第一号出資を決定しました。高輪でのイベント等における大腸がん検診啓発活動を継続的に実施するとともに、26年春に開業予定のクリニックエリアへの導入も検討中です。
地域創生
「地域みらいブレインリンク」による地域創生への取り組み
「株式会社地域みらいブレインリンク」は、地域創生を目的として JR東日本と株式会社野村総合研究所(NRI)が2025年10月に共同で設立した新会社です。地域創生に関する長期研究を行うシンクタンクと、地域課題の解決に向けた事業創造を推進するインキュベーション、およびこれらに関連したコンサルティングを主な活動領域としています。TAKANAWA GATEWAY Link Scholars’ Hub (LiSH)をハブとして、共創パートナーとの連携を推進していきます。

前回の受賞企業紹介

株式会社Ashirase
株式会社aba
株式会社テンクー
株式会社aba

TAKANAWA グランプリ

株式会社Ashirase

TAKANAWA GATEWAY CITYでの取組案
屋外から屋内までシームレスに移動可能なナビゲーション及び、AIを活用した情報提供を構築し視覚障がい者の行動範囲拡大をサポートする。さらに、同プロダクトの健常者インバウンド向けニーズ検証も実施する。

TAKANAWA FUND 賞

株式会社aba

TAKANAWA GATEWAY CITYでの取組案
介護の願いを起点とする介護テックで構成された「ねかいごとルーム」を作り、〈願い〉に焦点をあてた「ケアする人のケア」の実証を行いたい。対話を主軸に据え、ビジネスケアラーの悩みに包括的にアプローチする。

PHD Lab. 賞

株式会社テンクー

TAKANAWA GATEWAY CITYでの取組案
がん診療病院における医師と患者さんとの共通のゲノム医療への理解度の向上、および、クリニックを活用した相談やカウンセリングを通じたがん・希少疾患の医療へのアクセス向上に取り組む。

株式会社aba

TAKANAWA GATEWAY CITYでの取組案
介護の願いを起点とする介護テックで構成された「ねかいごとルーム」を作り、〈願い〉に焦点をあてた「ケアする人のケア」の実証を行いたい。対話を主軸に据え、ビジネスケアラーの悩みに包括的にアプローチする。​

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